• Sanshin Gallery Exhibition

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インスタレーション/「Slow Slaughters」mixed media、10.5m x 5.5m ×2.5m 、2019

インスタレーション/「Slow Slaughters」mixed media、
10.5m x 5.5m ×2.5m 、2019

山本美知子展~Slow Slaughters

山本 美知子山本 美知子
 
 
インスタレーション/「Slow Slaughters」mixed media、10.5m x 5.5m ×2.5m 、2019(撮影/Enlightened Photography)

インスタレーション/「Slow Slaughters」mixed media、10.5m x 5.5m ×2.5m 、2019
(撮影/Enlightened Photography)


 
Michiko's new installation reflects her father's dying and the fragility of life and all nature.
‘Personal tragedy and natural disaster often can be slow,quiet,and invisible much like climate change,but powerful beauty can be found in such poignant moments.’
Michiko Yamamoto

 
 現在、私がイギリスで取り組んでいるのは、「Climate Change Art」と呼ばれ、気候変動問題をアートを通して考える・知ってもらうというものです。気候変動の研究者と協働で作品を作ることもあります。気候変動の影響、特に、地球温暖化などは、他の災害に比べ、その被害や状況を視覚化しにくいと言われています。ただ、その影響はゆっくりと、静かに、でも深く、確実に私たちの環境を蝕んできました。
 同じ様に、私の父も、長い間、がんや認知症に苦しみ、ゆっくりと色々なものを、失ってきました。楽しい思い出、大切にしていた犬、健康な体、家族の記憶。今回の作品は、失われていく自然と、現在、危篤となっている父を想い、制作しました。私たちは、残酷な災害や個人の経験の中にも、強い愛や美を感じることができます。そんな愛や美を感じていただければと思います。

(山本美知子)

繊細で美しく詩的な表現が魅力
 インスタレーションや版画など、様々な表現方法を用いて創作に取り組んでいる山本美知子さんの作品展を開催します。
 山本さんは、幼少期を日本で過ごし、その後、ニューヨーク州立大学を経て、ペンシルベニア美術アカデミー、ペンシルベニア大学などに在籍し、油絵、彫刻、版画などを学びました。現在はリーズ大学で研究しながら、ロンドンを拠点として活動しています。
 日本を離れて故郷の自然美などを思う気持ちが増したと語る山本さん。現在の思いをインスタレーションや立体作品で表現します。見る者を包み込むような空間をお楽しみください。

Slow Slaughters(部分)

 
Slow Slaughters(部分)

Slow Slaughters(部分)
撮影/Enlightened Photography
 

 
 


次回開催の展覧会情報

 
 

染付金魚鉢 径46×高14cm

染付金魚鉢 径46×高14cm

小枝真人展~染付 Blue&White

小枝 真人小枝 真人
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 白く澄んだ磁器に、藍濃淡の描写が映える小枝真人さんの作品展を開催します。小枝さんの染付は、素材を生かした形の美と題材となる藍模様の絶妙なバランスが作品の魅力を高めています。「藍と白は、主役と脇役ではなく、5対5の存在と考えています」という主張。素材の白と模様の藍を巧みな技で調和させた空間を生かすデザインは、洗練された印象で、現代生活の中にも自然に溶け込みます。また、モチーフとなる自然の生き物たちが生き生きと表情豊かに表現され、語りかけてくるようなユーモラスな存在であることも魅力です。鳥、金魚、鯨など、自然の中で息づく生き物たちを愛情豊かに描いています。飛び出しそうな躍動感ある描写は、卓越した表現力ならではの技です。常にしなやかな描写で洗練された印象に仕上げる表現力と「濃(だ)み」という色の濃淡を表す手法の極意とも言えます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 小枝さんは、1999年に第46回日本伝統工芸展に初入選以来、用と美を念頭に、使う人の気持ちにより添う作品を発表しています。「染付は過去の技術をそのまま伝承しているように思われますが、そこに現代の感覚を取り入れることで、自分らしい染付が表現できればよいと思います。決め手は感と技。それを自分の中で常に一定にしたい」という信念の元で創作に取り組んでいます。日本工芸会正会員として活躍しながら、2019年春から愛知県立芸術大学准教授として指導者の立場でも陶芸に関わっています。2013年に続き2回目のさんしんギャラリー善での個展では、新たな題材として取り組んでいるモチーフが一堂に揃い、ハーモニーを奏でます。

(文/寺坂厚子)
 
染付香炉 鯨 径9×高14cm

染付香炉 鯨 径9×高14cm


 
染付花器 翡翠 径22×高38cm

染付花器 翡翠 径22×高38cm

染付花器 雀 径13.5×高27.5cm

染付花器 雀 径13.5×高27.5cm


 
染付魚紋そば猪口 各径8×高6cm

染付魚紋そば猪口 各径8×高6cm


 
撮影/眞野 敦