過去開催の展覧会情報 2025

 
 

 三島市出身の彫刻家・山本雄大さんの個展を開催します。
 山本さんは、東北芸術工科大学 大学院 彫刻領域を修了、東京藝術大学 彫刻科 研究生修了後、現在は、個展やグループ展を中心に活動。非常に緻密で繊細な作品を木彫で表現しています。
 自身の中にある膨大なイメージを無作為に描き出し、そこから現れた複数のイメージを構成し、作品へと具現化している山本さん。自分でも思いもつかない「何か」を核とし、作品の意味合いよりも形に重きを置き制作しています。
 地元での初個展となる本展では、過去から現在までの代表作を多数展示し、山本さんの創作活動の軌跡をご覧いただく展覧会となっています。

彫刻家・山本雄大展

 
 

浜田真理展

紙・染料 2025

UNCHARTED VOICE  未知の声
地図にない声

 
 私の作品のテーマは、人々の歴史・声と、未来の人々の声や希望を表現することです。
 それを、二千年以上に渡って主に記録する事をして来た「紙」という素材を用いて表現することにこだわって発表を続けて来ました。
 今回は中世に書かれた奇想天外な島めぐり物語をモチーフに、地球上の大きな島を巡って物語ることで、紙だからできる「透ける」という概念を一画面の中に表現してみました。
 紙には多くの場合「記録する文字」が書かれますが、私の作品でも、表現としての文字が使われます。
 未解読な歴史的文字から現代までの文字・数字をモチーフにしています。
 

浜田 真理

 

制作技法について

 
 絵画は、一般的には支持体であるキャンバスや紙の上に描き、その支持体が絵画の表現に関わることはありません。
 私の場合は、支持体そのものの紙を、パルプの細かい繊維から作り、染料で染めて絵の具状態にし、それを塗り込めたり、重ねたり、凹凸をつけたり、引っ掻いたり、削ったりして、独自の技法で、支持体と表現が一体化した作品を制作しています。
 
 

 
 

 陶芸家、m.yam(エムヤム)さんの個展を開催します。
 m.yamさんは、編集プロダクションにてグラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、1992年茨城県笠間市にて陶作家・小林三千夫氏に師事。2000年に独立後、個展やグループ展で作品を発表しています。
 オリジナルの物語による文章、擬人化した動物をモチーフとした陶によるオブジェを組み合わせた展示を展開しており、ユーモラスで不思議な世界観は高い評価を得ています。
 本展では、陶による大型の新作オブジェ作品や陶板に書かれた文章作品、「マジックリン」、「カネヨン」など生活にまつわる物をシリーズ化した陶芸作品などを展示し、m.yamさんの不思議な世界を体感する展覧会となっています。ぜひ、会場でご覧ください。
 
 

 
 

 御殿場市在住のアーティスト、鈴木安一郎さんの展覧会を開催します。当ギャラリーでは、2017年以来、2回目の展覧会となります。
 鈴木さんは、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、平面作品を中心に個展およびグループ展で作品を発表。富士山の写真、きのこの写真、しめ飾りプロジェクト、ウッドブロックプリントなど幅広い表現活動を展開しています。
 

 その中でも、富士山の写真は、動じない、動かない、不動であることが富士山の安心感と考え、演出されていない素の富士山に魅力を感じる鈴木さんが、15年に渡り、雲が架かっていない富士山を証明写真のように定点で撮影し続けています。
 本展では、その中から厳選した80枚の富士山を壁一面に展示し、グラフィックデザイナーでもある鈴木氏の目線を通じて映る富士山を体感する展覧会となっています。