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鉄釉鉢 23.0×18.5cm

鉄釉鉢 23.0×18.5cm

吉田 直嗣 展
吉田 直嗣

 

 

 繊細で凛とした雰囲気が漂う作風が魅力の吉田直嗣さんの個展を開催します。轆轤を自在に操り、独特の釉薬を用いて創り上げる数々の作品は、使い手が自在に楽しむことで、日常の様々なシーンで映えると定評があります。
 吉田さんの人生を彩る出会い、まず初めは大学時代です。専攻は環境デザインでしたが、自身の目指すものは自分の手で形として完成させることだと自覚します。それがサークルで出会った陶芸でした。ひとり暮らしを始めた時期でもあり、自分の使いたい器を考えるきっかけにもなりました。卒業後、伊豆高原の陶芸教室で働きながら模索は続いていました。その後、折々に出会った方々との縁で白磁の第一人者である黒田泰蔵氏に師事する機会を得ます。多忙な日々で学んだ白磁の美しさ。大学時代に雑誌で見た憧れの作品の作者の元で多くのことを学ぶことができたのです。独立後は高度な技術を要する黒い釉薬に試行錯誤しながら取り組み、発表の場を求めていました。

 その後、紅茶と器を楽しむ企画で紅茶には白磁が映えるという発見(出会い)があり、白磁のカップ&ソーサーも手掛けるようになりました。自身の創作性を追求し、完成した作品は黒と白が織りなす世界として確立しました。「形」を表現することが好きという選択から始まった作陶の日々ですが、人生の中で出会った人々との縁が現在に生きているといえます。磁器も陶器も扱う吉田さんは、シンプルななかに「美しい形」を追求した作品を発表しています。無駄を省き、そぎ落とされたフォルムは、無機質に見えることもありますが、手に取ると轆轤ならではの個性を感じることができます。





(文/寺坂厚子)
花入 9.5×16.5cm 5.5×19.0cm

花入 9.5×16.5cm 5.5×19.0cm

白磁鉄釉碗(左から) 11.0×8.5cm 10.5×9.0cm 11.0×8.0cm

白磁鉄釉碗(左から) 11.0×8.5cm 10.5×9.0cm 11.0×8.0cm


 
ろくろ轆轤に向かう時が楽しくて、美しい形を追求しながら創る喜びを感じています。吉田直嗣
白磁鉄釉台皿 20.5×6.0cm 25.0×4.0cm 18.5×7.0cm

白磁鉄釉台皿 20.5×6.0cm 25.0×4.0cm 18.5×7.0cm

杯 11.5×5.0cm

杯 11.5×5.0cm


 

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さんしん夏の特別企画展

伊東市の今と昔の写真展
協力:伊東市 

 
2017年に市制施行70周年を迎えた伊東市は、それを記念して、昨年、公募や市所蔵の写真で「今昔写真展」を開催しました。昔の写真と同じ場所で撮影した現在の写真も同時に展示しました。今回は、その中から約40点を選び、「さんしんギャラリー善」で展示します。伊東の街の移り変わりを楽しめる企画展です。