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過ぎ去っていく記憶を写真に

 モノクロ写真の美を追求している写真家の堀部清さんの個展を開催します。6年前のさんしんギャラリー善での個展は、カラーとモノクロの展開でしたが、今回はモノクロだけで「昭和の香りが漂う世界」を発表します。約4年かけて、三島、熱海、伊東、下田などで新たに撮影した昭和、現在の情景の中にある昭和を堀部さんの眼で選んでいます。
 「平成も、もうすぐ30年になります。私は1980年頃からモノクロ写真を撮っていますが、現在も身近なところに自分が写真を撮り始めた頃の建物などが残っています。30年ぐらいの月日がたっていますが、昭和を残したい、伝えたいと感じたのです」
 写真は、本来は家族や時代の記録として発展してきました。カラー写真で育った世代にはストレートに現実と写真が重なりますが、モノクロを知っている世代にとっては、アルバムの中のモノクロ写真から記憶の中の色が蘇るのです。カラーで見た風景をモノクロで表現するとどうなるのか、堀部さんの技術で表現しています。今回の写真展ではモノクロならではの、想像する楽しみを味わいたいものです。

(文/寺坂厚子)
堀部 清 写真展
堀部 清 写真展
堀部 清 写真展
堀部 清 写真展

次回開催の展覧会情報

「Glitter bird」174×88cm Carving acrylic oil pastel on a board

「Glitter bird」174×88cm
Carving acrylic oil pastel on a board

 

「うたた寝」182×91cm Carving acrylic oil pastel on a board
自分はアーティストではなく、ただの絵描きなんです。絵を描いていたい。それだけです。長谷川ジェット
「うたた寝」182×91cm Carving acrylic oil pastel on a board
「夜行列車」91×182cm Carving acrylic oil pastel on a board
「夜行列車」91×182cm Carving acrylic oil pastel on a board

 

制作をしている瞬間に自由を感じる。
何を表しても良いという自由

 
 版画を基本とした独創的な技法で描く長谷川ジェットさんの作品。自身が楽しんで描いているという作品を一堂に展示します。出てくるモチーフは家、人、動物、乗り物とさまざまで、他の生き物と掛け合わせて表す事でユーモラスに表していますが、その多くは、日々の生活の中の情景をもとにして作っています。「そのたわいもない日々の生活の中にもアートな瞬間があると思い、日記のように書き溜めたドローイングの中から作品にしています」。今回の作品展のタイトル「もこもこピッピ」は、長谷川さんの日常を表現した言葉。草木が芽ぐむこの季節に「もこもこ」と動き始め、動物の鳴き声らしき「ピッピ」、そんな様子を表しています。
 長谷川さんは、美術大学で油絵を学び、その後、木版画を専攻し、卒業後から今のスタイルが確立しました。「自分なりの描き方を探していくうちに版を彫ってストレートに彩色するような現在の表現方法になりました。その手法は絵画、版画の手法や要素を自分なりに取り入れて板絵として表現しています」
 鮮やかな色、シックな配色など自在に操りながら絵画の自由な世界を展開。一枚一枚にストーリーがあり、その光景を思い浮かべることができるように優しく語りかけます。「作品はシリーズとして発表していませんが、結局は、自分の作りたい世界が続いているようです。身近な題材ですので、伝わることも多いと思います。多くの方に楽しみながら見ていただきたいです」。

(文/寺坂厚子)

 

「休みの日」(部分)182×91cm Carving acrylic oil pastel on a board

「休みの日」(部分)182×91cm
Carving acrylic oil pastel on a board