HOME
  • >
  • 開催中の展覧会情報

次回開催の展覧会情報次回開催の展覧会情報
開催スケジュール開催スケジュール
ワークショップ情報ワークショップ情報

開催中の展覧会情報


次回開催の展覧会情報

種子と流木より(16-C5) 60×60㎝/パネルに土、種、流木、顔料

種子と流木より(16-C5) 60×60㎝
パネルに土、種、流木、顔料

松井 貞文 展
松井 貞文

 

 

 洗練された色彩感覚で、存在感のある情景を描いている松井貞文さんの作品。今回の作品の素材となっているのは、自然の中で出会った、一粒の種、一片の流木、一個の小さな石です。背景は、土を塗り重ねたり、和紙に彩色したものなど、様々な質感を生かして創り上げています。
 「幼い時から絵を描くことが好きでした。社会人になっても現代美術が好きで、様々な創作を続けていました。友人の勧めで作品を発表する機会を得て、銀座で個展を開催することができました。初めは、クレパスを用いて描いていましたが、和紙に染料を含ませて、ダイナミックな描写を試みた時代もありました」
 生まれ育った都会を離れて、長野県に移住。都会暮らしの頃には考えなかったという、自然の中での生活。初めて自然と触れ合い自然の厳しさを知ります。その後、南伊豆、小淵沢、茨城県筑波山麓などに居を構えます。その間、「循環」をテーマとし国内外での個展、グループ展を開催していましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに自然の力の大きさに呆然となり、今までのような作品が作れなくなりました。「今まで、いかに人間中心だったかを思い知った」と語ります。その時に、かつて住んでいた南伊豆で採取した何気ない存在の木片、小さな石、種などの存在に心を奪われるのでした。海岸に打ち寄せられた小さなものを大切にしていた松井さん。今、それらが作品を輝かせています。また、創作の傍ら、畑を耕し、草を刈る日々を送っています。

(文/寺坂厚子)

 

流木より(14-C2) 54×80㎝/パネルに土、流木、顔料

流木より(14-C2) 54×80㎝
パネルに土、流木、顔料


 
沈黙の中に、深いものが息づいているのでは。なにげないもの、見捨てられているものの中に、まぶしいほどに輝くものがあるのでは。単純なもの、ちいさなものの中に無限に豊かなものが眠っているのでは。松井貞文
石より(13-LC1) 60×90㎝/パネルに土、石、顔料

石より(13-LC1) 60×90㎝
パネルに土、石、顔料


 
石と流木より(17-SC1) 46×61㎝/パネルに土、石、流木、顔料

石と流木より(17-SC1) 46×61㎝
パネルに土、石、流木、顔料